現在、インターネットとビジネスの怪しい関係について少し書きたいと思っています。インターネットに狂ってはいますが一応ビジネススクールの学生ですし、やはり卒業を前に何かこのテーマで書きたいと思っています。
インターネットというのは色々取り沙汰されていますように、社会を変えるだけのポテンシャルを持っていることを肌身で感じています。しかしがら、最近のＷＷＷページのでき方を見ていますと、やはり日本ではインターネットで新しいビジネスが生まれるというより、既存の力をもった組織がますます力をもつための手段になりつつあるように感じます。お陰様で２年間もアメリカに滞在させていただいて、この国の人々のもつあとからあとから新しい起業家が生まれてくる積極的な力を多少なりとも感じさせていただきました。なぜこれが日本ではできないのでしょうか？言い古されたことではありますが、インターネットや新しいメディアというのは個人に世界に対して情報発信し、新しいビジネスを始める機会を与えてくれるものではないでしょうか？どうして日本では個人を助けるより大きな起業やお役所のためにしかならないのでしょうか？
1995 作成